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快晴のよき日に

Paris-Africa,France

 パリに住み始めて間もない頃、まだフランス語もほとんど話せなかった時に、パリで結婚式に招かれたことがある。新郎はメトロでギターの弾き語りをしていたアフリカ人。メトロで2回見かけたことがあった。
 彼はシウラレオーネ(西アフリカの英語圏)出身だから英語が話せたのだ。3回目にメトロ車内で会った時に、今度結婚するんだけど式に来ないか?と言われた。フランスで結婚式なんて出たことがないし、先ずフランス語が分からないからどうしょうかと思ったが、結局出席することにした。式場はパリ20区の区役所だった。日本で言えば人前結婚式、シヴィルウェディングだった。区役所の殺風景な部屋で、同席した友人知人の前で書類にサインして、その後階段の踊り場で皆で記念写真を撮っただけの、とてもシンプルな式だった。その時来てたカメラマンは、アンティエーズか、どこかカラード系のカメラマンだった。そしてオリエンタルな黄色い私。ちなみに新婦はマグレバン(北アフリカ)。とても20区、いや、Parisらしい。三度、延べにしたら10分も会ってないのに式に呼ばれたのは、なんだか嬉しかった。


Paris-Africa,France

 3日、後輩カメラマンの結婚式に出かけた。呑み疲れのせいか、撮った写真は結構ぶれていた。式は当日朝、お互い共通してお世話になっている編集者からのメールで知り、急いで出かけたのだった。前もって言ってくれたら、前日の酒は控えたのに…。

 おめでとう&有難う。
| France | 20:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
Do you speak English? 〜パリ雑感〜

Pont des Arts,Paris

 10年振りのパリ。ロンドンから来るとアフリカ人が多いなと改めて思う。昔住んでいた頃、髪はアフリカ人刈り(マンデラ・カットとも言う)だった。仕事の合間に行きつけだったザイール人(現コンゴ人か)の床屋へ行きたかったのだが、さすがに時間が無かった。住んでいた18区のアパルトマンの一階にあったマリ(西アフリカ)料理のレストランはスリランカ食堂に代わっていた。よく通っていた中華街・ベルビルにある食堂は昔のままだった。カンボジア系中国人である店の人たちも皆元気そうだったが、私のことは忘れていた。もうアフリカ人刈りではないし。いつも食べていたクイティオ・プノンペンという麺の味は変わっていなかった(この麺は後にプノンペンへ行った時に食べたのだが、具や食べ方も全く同じだったので感動した)。偶然フジコ・ヘミングの個展(ピアノではなく絵)のヴェルニサージュへ入る機会があったが、フジコさんは皆に囲まれて忙しそうだったので、シャンパンだけ一杯頂いて仕事に戻った。メトロの車内に英会話学校の広告があった。英語を話しますか?というコピーだった。フランス人でも英語を話す人は結構居る。最初は仏語で話していても、そのうち英語を話すか?と何度か聞かれた。もともと話せるとは言えなかったが、今ではカフェでカフェを注文する程度の仏語力。英語も決して話せるとは言えない。ドネルケバブサンドをテイクアウトする時はトルコ語を使ってしまう(トルコ語も旅で覚えたので、カザフスタンから来たのかと聞かれるくらいかなりいい加減だ)。Leffeという好きなベルギービールがあったので買って宿に戻る。明日はブリュッセルへ行くというのに…。
 メトロの車内と駅構内の匂いは変わらない。色々な思いが詰まった場所だが、パリの街は、やはり美しい。


aux Champs-Élysées〜♪
 
 今年からシャンゼリゼ通りのイルミネーションが新しくなった。省エネ対策だそう。


aux Champs-Élysées〜♪♪
| France | 04:56 | comments(0) | trackbacks(0) |
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