2010.11.05 Friday
快晴のよき日に
Paris-Africa,France
パリに住み始めて間もない頃、まだフランス語もほとんど話せなかった時に、パリで結婚式に招かれたことがある。新郎はメトロでギターの弾き語りをしていたアフリカ人。メトロで2回見かけたことがあった。
彼はシウラレオーネ(西アフリカの英語圏)出身だから英語が話せたのだ。3回目にメトロ車内で会った時に、今度結婚するんだけど式に来ないか?と言われた。フランスで結婚式なんて出たことがないし、先ずフランス語が分からないからどうしょうかと思ったが、結局出席することにした。式場はパリ20区の区役所だった。日本で言えば人前結婚式、シヴィルウェディングだった。区役所の殺風景な部屋で、同席した友人知人の前で書類にサインして、その後階段の踊り場で皆で記念写真を撮っただけの、とてもシンプルな式だった。その時来てたカメラマンは、アンティエーズか、どこかカラード系のカメラマンだった。そしてオリエンタルな黄色い私。ちなみに新婦はマグレバン(北アフリカ)。とても20区、いや、Parisらしい。三度、延べにしたら10分も会ってないのに式に呼ばれたのは、なんだか嬉しかった。
Paris-Africa,France
3日、後輩カメラマンの結婚式に出かけた。呑み疲れのせいか、撮った写真は結構ぶれていた。式は当日朝、お互い共通してお世話になっている編集者からのメールで知り、急いで出かけたのだった。前もって言ってくれたら、前日の酒は控えたのに…。
おめでとう&有難う。